任意保険の種類②
●任意保険の補償内容
●リスク細分型保険
保険会社がドライバーや所有する車の種類におうじて危険度ごとに区分して、統計的に事故の少ないドライバーほど保険料が安く、逆に多いドライバーほど保険料が算出される自動車保険のことです。具体的には年齢、性別、運転歴、使用目的、使用状況(年間走行距離など)、車種、安全装備(エアバッグ・ABS・衝突安全ボディーなど)、所有台数、地域、といった危険と思われるリスク要因から見て、個人個人で保険料に差が生じるようになっています。保険の自由化の影響でこの区分分けはさらに細分化されているので、今までの保険料よりも節約できることができます。当然ながらすべてのドライバーの保険料が安くなるわけではなく、危険度が高い区分だと従来型の自動車保険より保険料が割高になることもあります。
●SAP(自家用自動車総合保険)
基本契約の中に対人賠償、自損事故、無保険車傷害、対物賠償、搭乗者傷害、車両を含み、簡単に言えば自家用車で想定されるあらゆる事故に対応した保険のことです。加入出来る車種は普通乗用車、小型乗用車、計四輪乗用車、小型貨物車、軽四輪貨物車の「自家用5車種」に限られています。SAPの最大のメリットは、対人・対物賠償事故の場合、保険会社が当事者に代わって示談交渉を進めてくれることです。また、無保険車傷害保険は、搭乗中の事故だけでなく、車外事故、家族の歩行中の事故でも補償されます。対人賠償・対物賠償・搭乗者傷害+車両保険のセットになったものです。
●PAP(自動車総合保険)
基本契約に対人賠償、自損事故、無保険車傷害、対物賠償、搭乗者傷害を含み、車両のみセットになっていないものです。「補償は充実させたいが、車両保険は必要ない」という人向けの保険です。車両保険は、保険期間の途中でもつけたり外したりすることができます。SAPとの違いは、無保険車傷害は「契約した車に搭乗中の事故だけが対象となる」という点です。また、示談交渉サービスは、対人賠償事故に限定されますので注意しましょう。対人賠償・対物賠償・搭乗者傷害のセットになったもののことです。
●BAP(一般自動車保険)
各種の保険の中から必要な商品だけを選んで構成する保険のことです。担保種目をある程度自由に選択できるのが特徴で、必要最低限の補償だけが必要というかた向けの商品です。
○搭乗者傷害の単独契約は不可
○対人賠償保険に加入しないと年齢条件の設定不可
○対物賠償には必ず免責金額を設定する必要がある
○示談交渉サービスが受けられない
などの特徴があります。
●ドライバー保険
「ドライバー保険」は、運転免許証はもっているが自家用車を所有しない「ペーパードライバー」の方のための自動車保険です。他人から借用した自動車やレンタカーを運転中の事故を補償します。対人賠償保険・対物賠償保険・自損事故保険に関して、借用自動車の自動車保険に優先して保険をつかえるので、知人から借りた自動車で事故を起こした場合でも、知人の保険より優先して使えて知人の保険の等級を下げてしまう心配がありません。補償される借用自動車の範囲は自家用5車種(普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車、小型貨物車、軽貨物車)のほか、バイク(自動二輪と原付)、およびこれらのレンタカーなど。
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